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■ディズニー・シーの開演５周年の懐かしい日々。この臨場感たっぷりの高音質ＣＤで、東京ディズニーシーのブロードウェイ・ミュージックシアターにタイム・トラベルしてみませんか？
■東京ディズニーシーが開演して、２００６年７月４日まで、ミュージカルの名曲を集めた『アンコール！』を上演していましたが、五周年を迎え、『東京ディズニーシー5thアニバーサリー』の一年間限定で始まったのが、このビッグバンドビートです。あまりに大人気になったことと、コンセプトがアメリカンウォーターフロントにぴったりということでロングランが決まりました。２０世紀初頭に建てられた４２番街西２１４のニュー・アムステルダム劇場の改修前の本来の姿をモデルに作られたこの劇場は、まさにブロードウェイの世界。スポンサーは日本航空で、座席は１５００もあり、様々な模様がデザインされていますが、残念。この劇場にはかくれミッキーがいないことがわかっています。
■ロングランは２０１６年３月１９日まで続きましたが、よく言われるのが、２００４年４月２７日から７月１４日まで続いた『ザッツ・ディズニーテイメント』で使われた曲が、そのままほぼ同じアレンジで使われていて、ダンサーの衣装も共通しています。決定的なのが、フィナーレで登場するミッキーがドラムをたたく場面で、このミッキーをまじえたツイン・ドラムのスーパーセッションは、ずっとビッグバンドビートのハイライトです。ちなみに、東京ディズニーシーが開演１５周年を迎えた２０１６年４月１５日から『東京ディズニーシー15周年"ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ"』が始まって、ビッグバンドビートも改訂されましたが、その改訂版以前の完全オリジナル名演奏を集めたサウンドトラックアルバムがこのＣＤです。
■ビッグバンドには様々な編成がありますが、この「ビッグバンドビート・ジャズオーケストラ」は、必要十分な編成になっています。サックス四人、トランペット三人、トロンボーン三人に、ピアノ、ベース、ドラムの１３人です。ラストにはミッキーのドラムが加わって１４人になります。
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