【ロシア語洋書】
アムール探検隊 1849-1855
『Амурская экспедиция 1849-1855 гг.』
1974年発行
А.И. Алексеев (= A. I. Alekseev) 著
Мысль 刊
188 p 23 cm ハードカバー ISBN：なし
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■コンディション
見返しに図版掲載。
本文含め、全体的に経年によるヤケがあります。
表紙にややスレ・一部に退色、天に斑点状の小シミがあります。
本文は特に問題はありません。
●標題紙に「Академия наук СССР. Институт истории СССР. Дальневосточный центр АН СССР」
(ソ連科学アカデミー ソ連歴史研究所 極東センター) とあり
●ゲンナジー・ネヴェリスコイ (Геннадий Иванович Невельской、1813-1876)
ロシア帝国の航海者、探検家。アムール探検隊の隊長。
ゲンナジー・イヴァノヴィチ・ネヴェリスコイ、ゲンナージイ・イヴァーノヴィチ・ネヴェリスコーイ
とも。
まだ地理などがよく知られていなかったアムール川河口周辺の調査をし、海峡が船舶通航可能で
あることを確認しました。
これに先立つ40年前に間宮林蔵も同じ地域を調査し、樺太（サハリン）が島であることを
確認していましたが、船舶通航の可能性については、まだ誰にも知られていませんでした。
樺太とユーラシア大陸の間の海峡（タタール海峡）の最狭部は「ネヴェリスコイ海峡」と
名づけられています。
アムール川を何度も探検し、これらは1858年のアイグン条約によるロシアのアムール川
左岸領有に大いに役立ちました。
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