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| 大型図録本古織部焼図鑑カラー写真解説80点86図黒織部緑釉在銘茶碗沓茶碗手鉢蓋物向付水注香炉燭台陶硯水指花生茶入木菟香合桃山茶陶茶道具 |
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本の出品です。
【即決】ご入札いただければすぐにお取引が成立します。
大型図録本 古織部焼 作品集 写真集 解説 日本陶磁全集16 カラー80点86図 織部焼 桃山茶陶 茶道具 黒織部 茶碗 美濃古陶
中央公論社
竹内順一 著
1976年
79ページ
34×27×2cm
函入 ハードカバー
作品図版フルカラー 解説参考図版モノクロ
※絶版
フルカラー大型図録本、古織部焼図鑑。函入大型愛蔵版。
桃山後期から江戸時代初期（16世紀後期??17世紀初期）を中心に、織部の作品80点、86図を収録。
全作品の詳細な説明、ほか論考テキストも充実の一冊。
本巻では織部焼の在銘茶碗、沓茶碗、手鉢、蓋物、向付、水注、香炉、燭台、陶硯、水指、花生、茶入、香合などの茶道具ほかその全貌をフルカラー写真で紹介。
厳選された国内最高峰の優品を網羅して収録。
収録作品の配列は、あらゆる器形を網羅し、作風の展開のさまがわかるように掲載、
写真に加えて、巻末には全作品の寸法、全作品の解説。
作品名については、全作品に英文表記あり。また、巻末に英文の論考テキストも収録。
美術館・博物館所蔵などの銘品から、
めったにお目にかかることのできない個人蔵の銘品優品を多数カラーで写真解説したもの。
斯界の研究第一人者による解説論考テキストは、参考作品の写真を多数もちいてその器形、様式の展開をていねいに考察。
また「織部焼と裂にみる辻が花の意匠」一覧表は織部焼と辻が花の古裂にみられる図案の組み合わせをとりあげて、
その表現作風の類似点をモノクロ写真で整理分類。
巻末のやきもの風土記は、愛知の陶芸家・陶芸研究の大家加藤唐九郎を訪問、織部について半日質問攻めにして得た、
織部焼と桃山建築、織部と茶道、織部と陶工集団の関係など、加藤唐九郎が持論を自ら語ったエピソードなど、こちらも楽しく内容充実の読み物。
本書は大型本のため、各作品の写真も大きく、細部まで見て楽しむことができる、
陶芸家、茶道具、古陶磁、やきものの絵付け、デザイン、古陶磁、骨董品愛好家等に必携の大変貴重な資料本です。
【目次】
作品カラー写真図版
概説 桃山町衆のうつわ 竹内順一
はじめに 織部焼とは 記録上に現れた織部焼 年代の明らかな織部焼 織部焼はどのようにして生まれたか 織部焼の特質 織部焼と裂にみる辻が花の意匠
美濃古窯跡群分布図
作品解説 竹内順一
やきもの風土記16 角田守男
作品目録
参考文献
英文梗概
英文目録 LIST OF PLATES
【凡例】より
本巻には桃山後期から江戸時代初期（16世紀後期??17世紀初期）を中心に、織部の作品80点、86図を収録した。作品と図版の数え方は、原則として同一作品で異なる角度から見た図版のある場合、これを一点二図とし、一括して名称を付した。
収録作品の配列は、あらゆる器形を網羅して編年を行い、作風の展開のさまがわかるようにした。
巻末には英文による梗概、および図版目録を併載した。
ほか
【概説】より一部紹介
概説 桃山町衆のうつわ 竹内順一
はじめに
緑釉が、器の隅に大胆にかけ流されている。千鳥や片輪車の文様が、手なれた筆さばきで描かれる。幾何学的なパターンが、皿や鉢に、あるときは茶碗にまで施される。器の形はなんと自由で豊富であろう。円形や四辺形の他に、扇面形の向付、鳥をかたどった香合や香炉、舟形や花弁の縁どりをした皿、さらには円形を否定して、楕円形に歪んだ沓形の茶碗まで作られた。
織部焼……というと、われわれは、このようなイメージを思い浮べる。それは、わが国のやきもの史上かつてない明るさと奔放さを築きあげ、巧みな意匠は、近代的な造形感覚を思う存分発抑したものであった。それゆえ、桃山時代―今から約三百数十年前に作られたやきものというには、あまりにも身近な輝きに満ちたものである。織部焼には、他のやきものとは違って、長い歴史の隔たりをうずめる大きな力が存在しているのである。
しかしながら、こうしたわれわれの親しみやすさとはうらはらに、織部焼とは何か、その発生と発展、やがて消えていく運命にあった織部焼の全体像はどんなものであったか、などについては。意外なほど明確になっていないのが現状である。本論では、この点を先学の諸研究をふまえつつ考えてみたい。またそのためにいくつかの試論ないしは仮脱も、論拠の不足を恐れず提出してみたい。このことによって、織部焼の陶芸史上における位置、あるいは工芸的な美しさの意味が少しでも明らかになれば幸いである。
織部焼とは
「織部焼」の名称は、どこから起ったものであろうか。いうまでもなく、茶人として有名な武将、古田織部にちなんでつけられた名称である。わが国のやきものの名は、多くが産地名であることから考えると、人名からつけられたこの名称は、特殊なものであるといえよう。同じ桃山時代のやきもので、（以下略）
【作品目録】一部紹介、全作品の寸法記載
織部松皮菱形手鉢
織部葦鷺文切落手鉢
織部菊文手鉢
織部舟形手鉢 五島美術館
織部四方手鉢
織部騎馬人物文鉢
織部籬秋草文皿
織部竹文木瓜形皿
織部四方平鉢 東京国立博物館
織部四方平鉢 重要文化財
織部扇面形蓋物
織部四方蓋物
織部菊鈕四方入隅蓋物
織部火入
織部瓔珞水車文火入
織部扇面形筒向付
織部透彫向付
織部扇面形向付
織部千鳥形向付
織部舟形向付
織部向付
織部梅文舟形向付
織部高脚四方向付
織部扇面形向付
織部額皿
織部鋸歯文台鉢
織部橋文水注
織部水注 箱根美術館
織部亀甲文水注
織部沢瀉文徳利
織部徳利
織部大徳利
織部獅子鈕香炉 東京国立博物館
織部木菟香炉
織部耳付香炉
織部瓜文陶硯 東京国立博物館
織部菊沢瀉文陶硯 梅沢記念館
織部南蛮人燭台 愛知県
織部南蛮人燭台 梅沢記念館
黒織部菊文茶碗
黒織部網干文茶碗 畠山記念館
黒織部菖蒲格子文茶碗 銘 柾垣
黒織部茶碗 銘 冬枯 徳川黎明会
黒織部葦文沓形茶碗 梅沢記念館
織部片輪車文沓形茶碗 銘 山路
瀬戸黒茶碗 銘 日松
黒織部天目茶碗
黒織部沓形茶碗
織部黒茶碗 銘 悪太郎
禺織部沓形茶碗 銘 草庵
黒織部沓形茶碗
黒織部格子文杏形茶碗 銘 やぶれ窓
黒織部杉文沓形茶碗
黒織部沓形茶碗 銘 わらや 五鳥美術館
織部沓形茶碗
織部沓形茶碗
織部亀甲文沓形茶碗
織部唐草文沓形茶碗
織部水指
織部四方水指
織部松文耳付花生 美濃陶祖古陶器保存会
織部算木文花生 梅沢記念館
織部沢瀉文耳付茶入
織部肩衝茶入
織部木菟香合
織部香合
織部菊文香合 畠山記念館
織部香合 梅沢記念館
織部筋兜香合
織部香合
織部草花文四方香合
織部四方香合
織部香合
織部袋形香合
織部洲浜形香合
織部唐草文分銅形香合
織部耳付振出
織部耳付振出 畠山記念館
織部小壺
織部甎形茶器
【LIST OF PLATES】
Oribe four-legged bowl in shape of matsukawa・bishi lozenge with bail handle. D. 24.1×26.8??.
Oribe square bowl 0f indented sides with bail handle with design of reeds and herons.D.19. 1 ×21.6cm
Oribe bowl with bail handle with chrysanthemum design.D. 21.3cm.
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NIPPON TO JI ZENSHU 16
A Pageant of Japanese Ceramics
ORIBE WARE
by Jun'ichi Takeuchi
translated by Hiroko Nishida
Generally speaking, the usual image of Oribe ware in one's mind is its bold shape with green glaze and lively abstract decorations.These features can be seen in all the pieces illustrated here, and even though they were produced more than 300 years ago they give ａ vivid and up-to-date impression. Although we are more familier with Oribe ware and the clarity of its shape and image than we are with any other ceramics produced during the same period,the historical position and background of Oribe ware remain in ａ rather vague stage despite the many excavations of kiln sites and research on written evidence.
....
【著者について】
竹内順一
一九四一年（昭和十六年）横浜に生れる。
東京芸術大学美術学部芸術学科卒。東洋陶磁学会・美術史学会会員。五島美術館学芸部長、東京芸術大学大学美術館館長、永青文庫の館長を歴任。諭文「君台観左右帳記」について（大東急記念文庫「かがみ」第一七号所収）、「織部焼研究の基礎問題」（東洋陶磁学会「東洋陶磁」第三号所収）ほか。刊行当時は五島美術館学芸員。
監修 谷川徹三
編集委員 佐藤雅彦
坪井清足
楢崎彰一
林屋晴三
★状態★
1976年のとても古い本です。
函の外観は通常保管によるヤケ・しみ・スレ、
カバー付き本の外観は、背を中心に経年並ヤケしみ程度。
天小口、本文テキスト余白などに経年並ヤケありますが、
カラー写真図版良好、目立った書込み・線引無し、
問題なくお読みいただけると思います。（見落としはご容赦ください）
＜絶版・入手困難本＞オークションにも滅多に出ない、貴重な一冊です。
古本・中古品にご理解のある方、この機会にぜひ宜しくお願いいたします。
★お取引について★
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やや傷や汚れあり…中古とわかるレベルの傷や汚れがある
傷や汚れあり…中古品。ひとめでわかるレベルの大きな傷や汚れがある
全体的に状態が悪い…中古品。大きな傷や汚れや、使用に支障が出るレベルで不具合がある。ジャンク品など。
他にも出品しています。ぜひ御覧ください。
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